
こんにちは!みいこ(@MiikoJapalingua)です
Web面接を導入する企業が増えてきている中、転職/就職活動でWeb面接をすることになったという方を多く見かけます。
Web面接は簡単そうに見えますが、実は準備しておくべきことがかなり多いんです…!
本記事では効果的なWeb面接対策のポイントを、「準備」と「面接中」に分けて解説していきます。
この記事を読めば、Web面接が初めてという方も自信を持って面接に挑むことができますよ!
私が転職活動をしたタイミングがコロナウイルスと重なり、幸か不幸か(笑)転職活動中の面接は全てWeb面接で行いました。Web面接のみで大手外資系企業から内定をGETした経験をもとに、実際に試した効果的な対策方法をシェアします。
Web面接の対策方法【準備編】
まずはWeb面接の準備段階でしておくべきことを解説します。
場所選び
まず気を付けたいのが、Web面接の場所選びです。
周りの話し声や雑音が無い場所を選んでください。
ベストは自宅ですが、自宅が難しい場合はネットカフェなどを利用しましょう。
カフェは周りの人の迷惑にもなるので、あまりおすすめできません。
家族と住んでいる場合は、面接の時間を伝え、できるだけ静かにしてもらうように協力をお願いしてください。
雑音が入る場所でWeb面接を行うと、面接官があなたの声を聞きとれなくて不快に思う可能性があります。円滑な会話のためにも、静かな場所を選びましょう。
インターネット環境
インターネット環境はWeb面接において一番重要です。
マンションなどに備え付けのWi-Fiだと弱い場合があるので、事前に接続不良がないかどうか確認するのをおすすめします。
自宅で行う場合も、間取りによっては電波が繋がりにくい部屋があるので確認が必要です。
カフェなどの屋外のWi-Fiは一定時間を超えると自動的に切れて再接続をする必要があるものも…!面接用にポケットWi-Fiを借りるのもありですね。
PC/スマホの高さ
PC(パソコン)かスマホの位置を事前に調整することをおすすめします。
なぜなら、自分の写りは少なからずとも合否に影響しているからです。
ここでいう「写り」とは、顔がかっこいいとかかわいいとかではなく、「印象」のことです。
どうしてもPC/スマホを机に置く形になるので、自分の顔が下から写ってしまいますよね。
これだとあなたの表情が伝わりにくいのと、面接官を見下ろすことになってしまいます。
私の場合はPCを使ったのですが、分厚い本や雑誌を数冊重ねてカメラと自分の目の位置を平行にしました。
カメラと目の位置を平行にするとGOOD!
ライティング
意外と気にしていない人が多いのがライティングです。
ただ、Web面接は室内で行うので光の調整はかなり難しいのが問題点…(面接時間によっても光の入り方は変わります)
顔の印象を良くするには、できるだけ顔の近くにライトを持ってくることが何よりも重要です。
私はこちらのリングライトを使って対策しました。
- スマホのすぐ横にライトを設置できる(PCの場合はライトのみ使用)
- 色温度調整と明るさ10段階調整が可能
- 高輝度LEDリングライト
- USBで充電可能
これは値段も1000円以下なので、一つ持っておくと重宝すること間違いなしです。
就活後も、テレワークで毎回必ず使っています。リモート飲み会や自撮りでも使えるので買って大正解でした(笑)
電話とインターホン
自宅でWeb面接をする場合に注意していただきたいのが、突然鳴る電話や宅配便のインターホンの音。
こればかりは不可抗力なので、以下の対策をしました。
・電話対策
私の場合、自宅に固定電話があったので消音機能を使って音を消しました。
・PCで面接する場合
スマホを機内モードにしておきましょう。
・スマホで面接する場合
着信音や通知音の調整を事前にしておきましょう。
・インターホン対策
日時指定の際は面接日を避けましょう。
それでも突然の来訪があると困るので、私は念のためインターホンの音も消音にしました。
面接時間直前に設定し始めると焦ってしまうので、数時間前には設定を完了しておくといいでしょう。
スマホを手元に
PCで面接する場合は、必ず手元にスマホも用意してください!
理由としては、突然PCが使えなくなった時の連絡手段として使えるからです。
面接前に、面接官と連絡が取れる手段をスマホに入れておきましょう。
充電残量
PC/スマホどちらも必ず確認してほしいのが、充電残量です。
いきなり充電が切れて面接強制終了…(悪夢です)なんてことがないように、充電は100%で臨みましょう。
私はかなり心配性なので、PCもスマホを電源に繋げたまま面接をしました(笑)
トイレ
ばたばたと準備する中で忘れがちなのが…トイレに行くことです!(笑)
面接は1時間から多いときには3時間ほどかかる場合も。
トイレで途中退出…なんてことがないように(これも悪夢です)、事前に済ませておきましょう!
面接が長引くことも想定して、直前の水分摂取は控えよう!
予行練習
絶対に一度はしてほしいのが、「面接の予行練習」です。
当日いきなり面接官と話すと、慣れない場合焦りが顔に出てしまいます。
予行練習のポイントは、以下の2つです。
- カメラをONにして話す自分の顔を確認(どんな表情をしているか?光の位置は大丈夫か?)
- できれば録画して客観的に話す自分を見てみる(話し方や声のトーンは適切か?)
Web面接はプロセスの慣れが大切。実際に挨拶~志望動機までをカメラに向かって話してみましょう!
Web面接の対策方法【面接中編】
次に、Web面接中に意識するべきことを解説します。
これらを事前に知っておくだけで、細かな点の改善ができ、他の応募者と差をつけることができます。
お辞儀
挨拶の際にするお辞儀も意外と見られています。
こくっと頷くだけで済ませてしまう人が多いので、好印象に繋げるにはしっかりと頭を下げることです。
座っているのでなかなかお辞儀がしずらいですが、少しだけ意識してみましょう。
相槌やリアクション
Web面接中に常に意識したいのが、相槌やリアクションです。
ポイントは以下の3つ!
- 普段より少しオーバー気味にする
- 頷く際は「はい」「ええ」と声に出す
- テンション高めの反応をする
私自身Webミーティングをよくするんですが、みんな普通のテンションのはずなのになんだか覇気がない…!(笑)
私の話聞こえてる?と思うこともしばしば。
ただ、誰も元気がないわけではなく、普通の状態でミーティングに参加しています。
つまり、画面越しではなかなか感情が伝わらないということ。
いつもより3割増しのリアクションを意識しましょう!
オーバー気味なリアクションも面接官への「気遣い」の一つと思ってやりましょう。遠隔だからこそ、「あなたの話をちゃんと聞いていますよ!理解していますよ!」と強めにアピールすることが大事。
表情
表情は面接中一番気にしたいポイントです。
話を聞く際に、自分でも知らず知らずのうちに真顔になっている方、いませんか?
- 常に口角を少しあげる
- 目を少し見開く(ほんとにすこしです)
上記を実践することで、やる気に満ちた好印象を与えることができます。
声
話す際の声にも気を配れるとぐっと印象が変わります。
意識するべきポイントはこの2つ。
- ワントーン高め
- テンション高め
自分の声を大きく変える必要はないので、これも普段の3割増しを意識しましょう。
目線
Web面接初心者が気になるのが、面接中どこ見たらいいの問題。
Web面接中は自分の顔が写るので画面を見がちですが、目線は基本カメラを見るようにしましょう。
ずっとカメラを見るべき!という人もいますが、私は面接官の表情や雰囲気をしっかり感じながら話を進めたかったので、ち画面とカメラを交互にみました。
メモ
たまに、「Web面接になったラッキー!カンペ用意できる!」という声を耳にしますが…
Web面接を数回してみて感じたのは、カンペなんて用意したら普通にばれる、ということ。
ただ、どうしても不安な方は最低限のことを書いたメモを目線上に貼ることをおすすめします。
メモを机の上に置くと、面接官は「あ、この人がっつりなんか見てるな」と分かってしまいます。
手元ではなく目線先の壁等に貼るようにしましょう。
私の場合はどうしても忘れたくない過去の実績の数字(売上など)を付箋にメモしてPC画面上に張り付けておきました。面接官の顔を見るふりをして確認できるのでこの方法もおすすめです!
Web面接準備チェックリスト
事前に準備しておくことが抜けないように、チェックリストを使って1つ1つ確認しましょう!

まとめ
いかがでしたか?
Web面接は事前にしっかりと準備し、ポイントを意識しながら行うことで不慮のトラブルにも落ち着いて対応できます。
本記事ではかなり細かいところまで対策法を書きましたが、起こり得るリスクの対策をしておくのは非常に重要です。
また、小さな意識が大きな差に繋がります。
抜け漏れがないように、チェックリストを見ながら準備してみてください。

皆さんのWeb面接が成功することを祈っています!