コロナウイルスの影響を受け、Web面接を採用する企業が増えてきましたね。
初めての経験で戸惑っている方や不安に思っている就活・転職中の方に向け、本記事ではWeb面接で絶対にやってはいけない注意点を3つに絞ってご紹介したいと思います。
記事を読むことで、Web面接で避けるべきミスが分かるので初めてでも落ち着いてWeb面接に臨むことができますよ。

本記事を書いている私はコロナ禍での転職活動でWeb面接を何度も経験しました。Web面接のみで大手外資系企業に受かった経験を元に解説していきます。
Web面接の今後の需要
コロナウイルスの影響で日本でも徐々に主流になりつつあるWeb面接ですが、その需要は今後も高まると言われています。
Web面接が注目される一番の理由として挙げられるのが、雇用主側のメリットが大きいという点です。
- 時間の節約
- 費用の節約
上記は面接を受ける私たちにとっても最大のメリットになります。
コロナウイルスが終息しても、Web面接の需要は今後も右肩上がりという見方が多いのが事実。
ただ、このようにWeb面接の需要が固まるにつれ、応募者側にはこの面接方法をよく理解し使いこなす必要が出てきます。
何も対策をせず、Web面接を良く知らないまま面接を受けると就活で失敗してしまう可能性も・・・
「Web面接は対面形式よりカンタン」「Web面接になった!ラッキー!」という声をよく耳にしますが、これは大きな誤解です。
実際に面接官に会うつもりで準備することが大切になるので、その点を意識したうえで早速注意点を見ていきましょう。
Web面接で絶対に注意するべき点
Web面接で注意するべき点をご紹介していきます。
絶対にやってはいけないことを3つに絞ったので、面接前に確認必須です!
※下記の記事ではWeb面接の対策法を詳しくまとめているので、気になる方はこちらも合わせてcheck!
Web面接の注意点①カジュアルになりすぎない
まず気を付けたいのが、「カジュアルになりすぎない」という点です。
現在大学生で就活をしている方やミレニアム世代にあたる比較的若い世代の応募者は、面接官に直接会っていないという点とビデオ通話に日ごろから慣れているという点から、フォーマルさに欠けた態度で面接に挑んでしまう可能性が非常に高いです。
これは、応募企業が外資系企業などの比較的自由でリラックスした社風でも同じなので要注意。
こういった企業の場合、面接官がフレンドリーに質問をしてくる場合もあります。
ですが、応募者のあなたは絶対に同じテンションで応答しないように意識しましょう。
自分では意識していなくても、自宅からのWeb面接で面接官に直接会った時の緊張感が軽減されているせいか「カジュアル」な印象を与えてしまうことがあります。
がちがちに緊張しては自分の良さを出せませんが、面接会場の緊張感をイメージしながら常に礼儀正しく丁寧な応答を心掛けてください。
Web面接の際、面接官の判断材料は「パソコンの画面に映るあなたの上半身」のみです。
あなたの話し方や表情、振る舞いのすべてが合否の判断材料になっていることを意識しましょう!

対面形式の面接ではあなたの空気感(雰囲気)なども伝えられますが、Web面接ではそれは不可能!あえてリスクをとってまでカジュアルな態度を出すのはおすすめしません。
Web面接の注意点②面接環境は完璧に整える
2つ目の注意点は、「面接環境は完璧に整える」という点です。
対面式面接の場合、会議室やオフィスなどすでに整った環境で面接が行われるので特に気にする必要はないポイントです。
ところが、Web面接ではどこで面接を行うかがかなり重要になってくるのを知っていましたか?
面接官は①あなたの上半身と①背景の2つのみが目に入ります。
部屋や机に無駄なものがごちゃごちゃと写り込むことは、面接に100%悪影響を与えるので注意が必要です。
危険ポイント
- 余計なものが写り込むことで面接官の気が散る
- どんなに良いことを話しても、自己管理ができないと判断される
- 面接へのやる気がないと思われる
余計なネガティブ要素を作らないためにも、背景はできれば何もない壁のみにしましょう。
何もない壁が難しい場合は、可能な限り無駄なものを退かしてください。
ただ、自分の特性や個性のアピールに繋がるアイテムがもしあればそれは写してOKです。
例)剣道大会で優勝したので竹刀を壁に立てかけておく

ネガティブな判断材料を作らないように背景までこだわりましょう。実際にパソコンの内カメラを起動して、部屋のどこまで写るのか確認することをおすすめします!
Web面接の注意点③パソコンやインターネットの不調時の対策をしておく
最後に挙げたいのが、「パソコンやインターネットの不調時の対策をしておく」という点です。
特にWeb面接に慣れていない方にあるがちなのが、事前にテストをしていないということ。
家族や友人に協力してもらって、事前にビデオ通話をしてみることをおすすめします。
※その際に自分の写りや背景に問題がないかもチェック!
できれば、面接数日前と面接1時間前にテストを行うのがおすすめです。
確認するポイント
- カメラは写るか(相手にも見えているか)
- 音声は聞こえるか(相手にも届いているか)
数日前は上手く起動したのに今日は調子が悪い・・・なんでこともあり得るので、念には念を入れましょう。
また、企業によっては独自のツールを事前にダウンロードさせてWeb面接を行うところがあります。
事前にどのツールを使うのかしっかりと確認し、当日ではなく前日までにはパソコンにダウンロードしておきましょう。

いつも使ってるパソコンだし大丈夫でしょ!と油断している人は要注意。不測の事態に万全に備えておくことで、Web面接での就職活動を成功させることができます!
Web面接の注意点まとめ
いかがでしたか?
本記事では、私の実体験をもとにWeb面接で絶対に気を付けるべきポイントを3つに絞ってご紹介しました。
細かいと感じるかもしれませんが、これらはWeb面接を受けるのであれば至極当たり前のことでもあります。
細部のディテールまで気を配り、面接官にとっても自分にとっても気持ちの良い時間になるように工夫することが、円滑な就職活動に繋がります。
今回ご紹介したポイントに気を付けながら、Web面接を攻略して内定を勝ち取りましょう!