日本語教師養成講座に通ってみた感想|費用/期間/内容/将来性についても解説!

皆さんこんにちは!
日本語教師歴3年目のみいこです。

日本語教師になる際に多くの人が受講する「日本語教師養成講座」

実際に私が1年間通ってみた感想に加え、気になる費用や講義の内容、通う際の注意点について解説していきます。

この記事はこんな方におすすめ

  • 費用や期間が気になる方
  • 働きながら通う時間があるか心配な方
  • 実際の内容を知りたい方
  • 勉強についていけるか心配な方

この記事を書いている私は、日本語教師養成講座を卒業し、日本語教師として学校で勤務したのち、現在は一般企業に勤めながらフリーランスとして日本語を教えています。

実体験を交えてご紹介することで、日本語教師になろうか悩んでいる方、興味はあるけど養成講座についてよくわからない方の今後の参考になれば幸いです。

記事を読み終えると、日本語教師養成講座がどんなものなのかイメージがつきやすくなりますよ。

記事後半では、日本語教師養成講座を受講するだけで10万円の給付金がもらえるお得な制度をご紹介します!

それでは早速みていきましょう!

日本語教師養成講座に通ってみた感想|費用/期間/内容/将来性について

目次

そもそも日本語教師とは?

まず最初に、日本語教師という職業や需要、必要な資格について簡単に解説します。

日本語教師という職業

日本語教師養成講座を知る前に、そもそも日本語教師とはどんな仕事なのでしょうか。

一言でいうならば、日本語の非母語話者に日本語を教える仕事です。

日本語という言語を文法的に教えるため、文法はもちろん発音法や日本の文化など様々な知識が必要になります。

日本語教師の活躍の場と需要

日本語教師の活躍の場は多岐にわたります。

一般的には民間の日本語学校や大学機関で教えるケースが多いですが、そのほかにも企業から依頼されて外国人従業員に日本語を教える人、フリーランスとして日本語教師をする人、海外で日本語を教える人などがいます。

私自身、日本語教師になる前はこんなに選択肢があることを知らなかったのですが、本当に様々ですよね。

私の場合は、日本語教師養成講座を修了後、民間の日本語学校で学校運営と教師を経験し、現在は民間企業で働きながらフリーランス日本語教師として学生を受け持っています。

日本語教師の年齢層はかなり幅広く、20代の方もいれば退職後に資格を取得して日本語教師になる方もいます。

自分のライフステージに合わせて働き方を選べるのは嬉しいポイントですよね。

また、日本語教師の今後の需要ですが、日本語という言語が無くならない限り需要はあり続けると思います。

今はコロナウイルスの影響で一時的に留学生や来日者の数は減少していますが、技能実習生や外国人労働者の需要は今後も高まっていくので、日本語学習者はますます増えていくと予想されています。

さらに、2018年度の独立行政法人国際交流基金の調査によると、国内外で日本語を学んでいる外国人は世界で約385万人。

それに伴い日本語教師の数も年々増加しており、2018年度時点では約77万人の教師がいるそうです。

需要が尽きない職業でもあり、今後の更なる需要の高まりも期待されているということが分かるかと思います。

日本語教師については下の記事より詳しく解説しているのでそちらもあわせてご覧ください。

日本語教師になるために必要な資格

日本語教師について分かったところで、実際に日本語教師になるにはどんな資格が必要なのでしょうか。

日本語教師になるには、下記の3つのうちいずれかを満たしている必要があります。

1.四年制大学において、日本語教育を主専攻または副専攻にて修了する

2.財団法人日本語教育振興会が実施する「日本語教育能力検定試験」に合格する

3.民間が主催する420時間以上の日本語教師養成講座を修了する

資格に関しては下の記事で詳しく解説しています。

全て取得する必要はなく、目的や働きたい環境や期間、希望する給料などで必要条件は変わります。

一般的に、日本語教師養成講座を受講したのち日本語教育能力試験に挑戦する人が多いです。

大学で日本語教師を教えたい場合は、さらに大学院へ進学し修士課程を修了する必要があります。

日本語教師養成講座で学べること

日本語教師について分かったとことで、早速日本語教師養成講座について解説します。

日本語教師養成講座では、日本語を教えるにあたって必要な基礎知識や実践的な教授法などを網羅的に学ぶことができます。

日本語教師養成講座とは

日本語教師養成講座と呼ばれるものはいろいろありますが、以下の4つの条件を満たしたものが「420時間の日本語教師養成講座」として認められています。

1)「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語」の5区分について、420単位時間以上の研修科目が設定されており、文化庁が認めたもの(1単位時間=45分以上)。

2)研修科目のうち「教育実習」が45単位時間以上を含まれているもの。

3)受講した研修内容について「研修実施機関の概要」「研修内容、シラバス、研修の評価方法」「研修を担当する講師のプロフィール」「研修の実施形態(通学か通信か)」を確認できること。

4)研修の受講状況(受講コース名、受講期間、修了日など)や評価(成績や修了の認定など)について確認できること。

文化庁が日本語教育に関する研修として適当であると認めたものを受講する必要があるため、気になる方はホームページで文化庁が認定している講座を都道府県別で確認することができます。

≫≫文化庁HP:日本語教員養成研修実施機関・団体一覧

日本語教師養成講座で学ぶ科目の例

  • 対照言語学
  • 応用言語学
  • 異文化コミュニケーション
  • 日本語教授法
  • 日本語学史
  • 発音学

上記は科目の一例です。

専門的な内容がかなり多いので、「日本語の文法だけではないの?」と驚く方もいるかもしれません。

文法はもちろん習いますが、言語学や文化など多岐にわたる知識を身に着けることで、現場に入ってもすぐに使える実践的なスキルを身に着けることができます。

ワンポイントアドバイス

よく、「最後に勉強したのは数十年前だからついていけるか不安」「暗記が苦手で勉強も得意じゃない」

と心配する声を耳にしますが、あまり心配することはないです。

私のクラスメイトも20代~60代と年齢の幅はかなりありましたが、分からないことはいつでも先生に質問することができるので、皆特に問題なく授業を受けていました。

日本語教師になりたいという強い思いがあれば最後まで続けられますし、講義内容をしっかり聞いて予習復習をある程度できれば難し過ぎてついていけないということはないです。

ただ、私の通った養成講座では毎年途中で来なくなってしまう人が1人か2人いるようなので、人によっては難しくてついていけないと感じるかもしれません。

単元ごとのテスト

定期的にミニテストがあり、各単元の最後には、まとめテストが実施されます。

講義内容のまとめなので、習ったことを復習し暗記できていれば特に難しいことはありません。

テストと聞くと不安な方もいると思いますが、日本語教師養成講座は出席率しかみられないので、成績は関係ありません

先生によっては「○点以下は再テスト」というのもありましたが、全部自分のためになるので頑張って受けましょう。

模擬授業

講座では実際に外国人に対して日本語を教える模擬授業もあります。

事前に指定された科目の授業を自分で準備し、クラスメイトや実際の日本語学習者(外国人)に授業ができるので、就職前に教える経験を積めるのは嬉しいポイントです。

模擬授業後は先生やクラスメイトからフィードバックをもらい、次回の模擬授業に活かします。

自分が生徒役として他の受講者の模擬授業に参加する機会も多いので、外国人目線の授業づくりに役立ちました。

日本語教育能力試験対策

養成講座の授業内では、日本語教育能力試験の対策もしてもらえました。

養成講座は基本的に日本語教育能力試験の対策はカリキュラムに含まれていませんが、試験内容と重複する科目は沢山あるので、講義でポイントを解説してくれます。

日本語教育能力試験用の別講座(追加料金あり)は用意されていましたが、普通の講座内容でもかなり試験対策に役立ったと感じます。

日本語教師養成講座に通ってみた感想

ここからは、実際に通ってみた感想に加え、気になる費用や期間、養成講座修了後の進路について説明します。

養成講座に通った感想は、一言でいうと「通って良かった!」に尽きます。

理由は以下の3つです。

日本語教師養成講座に通って良かった理由①現場で役立つ即戦力

1つ目に挙げたいのは、とにかく実践的で専門的な知識を身に着けることができ、すぐに日本語教師として働く即戦力が身についたということ。

座学で学ぶ知識はもちろんですが、学生がよくする典型的な文法間違いの傾向やその対処法(漢字圏・非漢字圏別のミスやその原因的背景)などを学べるので、現場に出てから大変役に立ちました。

また、教えてくれる先生方の実際の授業の様子を見学させてもらえたり、日本語教師としてすでに活躍している修了生の経験談を聞かせてもらえる機会があったりと、現場の生の声を聞くチャンスが多く働く際のイメージが掴みやすかったです。

日本語教師養成講座に通って良かった理由②異文化理解の深まり

養成講座で驚いたのが、学ぶ内容は文法的なことだけではないということ。

異文化間の考え方の違いやコミュニケーション方法、外国人目線でみた日本文化を学ぶことができたので、日本以外の文化への理解がとても深まりました。

日本語教師になるには、日本だけではなく海外の文化についての理解も欠かせません。

海外に興味のある方や、旅行好きな方、人と関わることが好きな方は、養成講座を受講するだけでも大きな学びがあると思います。

日本語教師養成講座に通って良かった理由③安心の就職サポート

就職活動の際は、求人情報のシェアや修了生からの就職先紹介などが定期的にあり、講座の担当者や講師も親身になって相談に乗ってくれます。

また、日本語学校へ応募する際は自分の授業を実際に見せる必要があるのですが、その際に気を付けるべきポイントやアドバイスをしてくれたので、自信を持って面接に臨むことができました。

就職サポートの有無は養成講座によるので、気になる方は通う前に就職活動のサポートや相談窓口があるのか問い合わせてみることをおすすめします。

日本語教師養成講座にかかる費用と期間

日本語教師養成講座の期間

気になる養成講座の期間ですが、半年~1年という講座が多いです。

講座によって、通信制なのか通学制なのかが異なります。

通信制はオンラインで受講することができるので、家のことや仕事であまり時間が取れない方におすすめ。

また、忙しい方は集中的に通って短期間で修了するプログラムや働きながら通える夜間コースの利用が便利です。

私は大学に通いながら養成講座に通ったため、夜間で一年間かかる通学型コースへ申し込みをました。

今思えば、通信制の方が通う手間も省けて楽だったなと思います。

自分のライフスタイルにあった養成講座を選んで、無理なく通うのがベスト!

日本語教師養成の費用

費用は約40万円~60万円です。

決して安くはない金額なので、通う際は最後まで通い続けやすい講座を選ぶことが非常に大事になってきます。

ちなみに私が通った通学制の養成講座は、教科書代などを全て含めて50万円ほどでした。

金銭的に不安のある方は、厚生労働省が支給する教育訓練給付金もあるので活用してみましょう。

働く人の主体的な能力開発の取組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度です。

雇用保険の被保険者期間が3年以上の対象者が厚生労働大臣指定講座を受講し、修了した場合、本人が支払った教育訓練経費の20%(上限10万円)に相当する額が給付金としてハローワーク(公共職業安定所)から支給されます。

養成講座を修了すると、なんと10万円が支給されるという驚きの制度。

資格取得の最大手「ヒューマンアカデミー」ではこの制度を利用して講座を受けることができます。

私はこの制度を知らなかったのですが、もっと早く知っていれば利用したかったです…かなり後悔。(笑)

教育訓練給付金が使える!お得なヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーの特徴

  • 文科省に認められた養成講座なので、受講するだけで日本語教師の資格になる
  • eラーニングと通学の組み合わせで続けやすい
  • 日本語教育能力検定試験合格者の5人に1人がヒューマン修了生
  • 未経験からの就職率が驚きの96.3%
  • ライフスタイルに合った時間帯で通いやすい
  • 厚生労働省の教育訓練給付金対象講座(10万円が戻ってくる!)

気になる方は、まずは無料の資料請求をしてみることをおすすめします。

私の周りにもヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座を受講して日本語教師になった方がとても多いです。

給付金を受給して、少しでもお得な金額で日本語教師の勉強を始めてみましょう!

また、養成講座が高すぎると感じる方は、リーズナブルな価格で日本語教師になるための知識を学べるアルクの「NAFL日本語教師養成プログラム」をおすすめします。

こちらは日本語教師養成講座ではないので、修了しても日本語教師の資格にはなりません。

ですが、日本語教師の資格の条件である「日本語教育能力試験」の勉強を集中的にできるので、日本語教育能力試験の資格を取って日本語教師になりたい方におすすめです。

おすすめ講座「NAFL日本語教師養成プログラム」byアルク

NAFL日本語教師養成プログラムの特徴

  • 「日本語教育能力検定試験」の合格率は驚きの66.3%(3人に2人が合格!
  • 開校30年で業界No.1の実績と歴史
  • 通信講座で忙しくても無理なく受講可能!
  • 充実のオンライン学習サポートと就職サポート

養成講座だと日本語教育能力試験対策をしてくれないところや、追加料金を取られるところが多いので、嬉しいプログラム。
検定試験に合格するだけで日本語教師の資格になるので、講座に通う時間がない方に特におすすめです。

日本語教師の将来の選択肢

日本語教師の将来の働き方は無限大です。

海外での日本語学習の需要の高まりもあり、海外で働くことも夢ではありません。

また、日本語教師は比較的自由に働き方を選べる職種です。

日本語学校の専任講師や非常勤講師、大学講師、技能実習生への指導、介護職の日本語、一般企業でよく行われる外国人従業員ビジネス日本語の講師、オンライン授業の需要が固まっている最近ではオンライン講師など・・・

働き方や働く場所を選びやすいのが日本語教師の特徴です。

将来のライフプランに合わせて働き方を選ぶことができ、今後の需要もさらに高まるので、これからの日本語教師の活躍の場はもっと広がっていくと感じています。

【まとめ】日本語教師養成講座に通ってみた感想|費用/期間/内容/将来性について

この記事の内容をまとめます。

記事のまとめ

■日本語教師は今後も活躍の場が増える職業

■必要資格は以下の3つ

  1. 四年制大学において、日本語教育を主専攻または副専攻にて修了する
  2. 財団法人日本語教育振興会が実施する「日本語教育能力検定試験」に合格する
  3. 民間が主催する420時間の日本語教師養成講座を修了する

■養成講座について

  • 文法以外にも様々な内容を学ぶ
  • 実践的な即戦力が身につく
  • ライフスタイルに合わせて無理なく通える
  • 給付金の利用でお得に受講可能

本記事では、私の感想も交えながら日本語教師養成講座について解説しました。

今回ご紹介した教育訓練給付金は、知らない人も多い超お得な制度なので、これから日本語教師を目指す方で養成講座の受講先を迷っているのであれば、ヒューマンアカデミーが圧倒的におすすめです。

金銭的な負担を減らしながら、夢を叶える第一歩を踏み出してみましょう!

この記事が日本語教師になりたい方の参考になればうれしいです。

日本語教師を目指す方やグローバルに活躍したい方に役立つような情報をブログで発信しているので、是非他の記事も参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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この記事を書いた人

某米系外資IT企業勤務の20代OL。副業でフリーランス日本語教師もしています。
自身の経験を元に、転職、キャリア、英語学習、日本語教師についての情報をブログで発信中。

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