【あるある】日本語教師の職業病6選|特徴から見えてくる大変なことや苦労している点

近年、日本のポップカルチャーや伝統文化、近年の国際化に向けた日本政府の取り組みで、外国人に日本語を教える「日本語教師」という職業が注目されてきています。

そんな日本語教師として働いている私や仲間の先生たちが実際に体験した、日本語教師の職業病について面白いと感じるものがあったのでいくつかご紹介します。

日本語教師という職業に興味のある方も、ぜひ参考にしてみてください。

意外な職業病の理由が分かると、日本語教師という職業がどんなものなのか見えてくると思います!

目次

日本語教師の代表的な職業病

声が大きい

日本語教師だけでなく、世の教師全般に共通して言えることですが、とにかく声が大きいです(笑)

理由としては、教室で授業をする際に必然的に大きい声でないと学生全員に聞こえないからです。

特に相手は日本語を学んでいる外国人。

日本語の発音をしっかり聞き取ってもらう必要があるため、意識して大きな声で話します。

私の場合は、高い声の方が通りやすいというのもあって、ワントーン高い声で授業をするようにしています。

大きな声を出すのが苦手な方でも、日本語教師として働いたら日常生活(カフェやレストランで)でも無意識に大きな声で話していることがあるので注意です(笑)

普通のトーンで話しているつもりなので、カフェで友人に「声抑えて!(笑)」と言われた経験があります…そんなに大きかったかな?(無自覚)

リアクションと相槌が大げさ

学生と話す際、とにかく大げさなくらいリアクションをとるため、これが染みついてしまうと日常生活でも出てしまうことが多いです。

私も学生のモチベーションをあげて、授業を楽しく進めるためによく大きめなリアクションを取ります。

「え~~!そうなんですか!」

「すごいですね~!とてもいいですね!」

などと授業中に連発しているので、日本人相手と話していると

「今そんなすごいこと言ってないよね?」

なんて時もオーバーリアクションをしてしまいます(笑)

他人の文法間違いが気になる

日本語教師は常に正しい文法を使うように意識しているため、日常生活でも無意識にアンテナを張っています。

特に気になるのが間違った敬語です。

日本人でも間違ってしまうものや、間違いだけれど当たり前のように広く使われている敬語なんかもあります。

例えば二重敬語。

×「佐藤さんは14時においでになられます。」

○「佐藤さんは14時においでになります。」

×「田中さんのおっしゃられる通りです。」

○「田中さんのおっしゃる通りです。」

×「社長さんは今おられますか。」

○「社長さんは今いらっしゃいますか。」

上記はあくまでも一例ですが、意識しないと何気なく使ってしまう方もいるのではないでしょうか。

もしくは、相手がさらっと使ってきても、あまり気にならないかもしれません。

日本語教師はこのような細かな文法の間違いに人一倍敏感と言えます。

お堅いビジネスメールなんかを見ても、ここもここも変!という敬語を平然と使っている人がたくさんいます(笑)ただ、私も日本語教師の勉強をしてなかったら絶対間違ってた気がする…

日本語教師の職業病【番外編】

先述ではよく耳にする代表的な職業病をご紹介してみました。

ここからは、私個人が感じた番外編をいくつかご紹介します。

「日本人なら教えるの簡単だよね?」

これは職業病というより、職業柄よく聞かれる質問です。

もう、日本語教師を始めてから何度聞かれたか分からない質問(笑)

「なんだ、日本人なら日本語教えるのなんて簡単じゃん!」

「日本人なら答えられて当然でしょ?」

という言葉をかけてくる人に一言言いたいのは・・・

簡単なわけあるか!

です(笑)

私たちが英語の授業のときに動詞の活用や時制、不定詞、間接疑問文などを習ったように、

日本語にもちゃんとした「文法」があり、その文法を外国人でも分かるように教えるのが日本語教師の仕事です。

もちろん、日本人は小学校でも中学校でも「日本語文法」なんて科目はないわけですから、日本語教師はそこを一から学ぶ必要があるということです。

日本語教師になるための勉強をし始めた時の衝撃は、別記事の体験談でも少し触れていますが、普通では想像もしないような文法や規則が日本語には多数存在しているのです…

ティーチャートークが抜けない

ティーチャートークって何?と思う方へ。

ティーチャートークとは、第二言語学習中の外国人に対する母語話者(日本人)の話し方です。

簡単に言えば、外国人に分かりやすく話す話し方のこと。

単にゆっくりはっきり話せばいいというわけではありません。

話し相手の学生の既習文法や未習語彙を頭に入れながら、使う言葉を選んで話すのです。

これを「語彙コントロール」とも言います。

相手がまだ習っていない文法や語彙は混乱を避けるために使わず授業をするため、習慣的に脳内で

「この語彙はまだ習っていないな」

「この表現は次の単元で習うから別の言い方にしよう」

とあれこれ考えながら話します。

そのせいか、友人や家族と話すときに無意識に簡単な言葉選びをしようとしてしまい、結果日本人相手におかしな話し方になってしまうことが・・・(笑)

クセが抜けないと相手に怪訝な顔をされるので、頭を切り替えるように意識しています。

常に簡単な言い換え表現を考えるクセが付いてしまったせいか、日本人相手の会話の途中でしどろもどろになった経験があります。

終わらない教材づくりの罠

日本語教師は、特に初級レベルの学生に対して教材を手作りして授業で使用することがあります。

これは私だけかもしれませんが、こだわるととことん突き詰めて教材づくりをしてしまうため、時間がいくらあっても足りません

気づいたら深夜3時だった、なんてこともしばしば。

「この例題の方が、なじみがあるかも・・・」

「ここの色使いが・・・」

「こういう仕掛けを作ったら盛り上がりそう・・・」

「最近流行っているアニメや漫画を取り入れてみようかな・・・」

なんてことを考えながら完璧を目指して授業準備をすると、本当に終わりません(笑)

年齢層が若いクラスの準備では、流行りのコンテンツの市場調査をすることも。

最近ではパワーポイントやインターネットのフリー素材を活用することもありますが、こだわりだすと無限にできてしまうのが教材づくりなのです。

最後に

いかがでしたか?

日本語教師の職業病といわれている代表的もの、そして私個人で感じる職業病についてまとめてみました。

日本語教師をしている方であれば、あるある!と共感していただけることも多かったのではないでしょうか?

日本語教師になりたいという方も、この記事を通して日本語教師の苦労している点や大変な点の参考にしていただければ嬉しいです。

私のブログでは、日本語教師の関する記事をメインにあげていますので、日本語教師に興味がある方はぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

某米系外資IT企業勤務の20代OL。副業でフリーランス日本語教師もしています。
自身の経験を元に、転職、キャリア、英語学習、日本語教師についての情報をブログで発信中。

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