GAFA内定者が実践!外資系企業面接の逆質問対策【転職有益情報】

こんにちは!GAFA勤務のOL、みいこです
どんな企業でも面接の最後に必ず待ち受ける、逆質問タイム。
「何か質問はありますか?」と面接の締めに聞かれるこの質問に、どう答えれば正解なの・・・?という不安を解消したい!
ということで、この記事では転職活動中に複数の外資系企業を受け、10回以上面接を経験した私が、内定に繋がった逆質問の例と対策方法を解説します。
記事を読むと分かること
- 逆質問の本当の目的
- 面接官に好印象を与える逆質問の例
- 効果的な準備方法とポイント
外資系企業への転職で欠かせない「逆質問」とは?

逆質問とは、面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか?」という質問のことです。
面接官から質問されてて答えていく形で進行していく面接ですが、面接の最後に必ず逆質問の場が設けられています。
逆質問の例
逆質問では、以下のような聞き方をされます。

1) 最後に何か聞きたいことがありますか?
2) 全体を通して疑問点はありますか?
3) 最後に言っておきたいことがあればどうぞ。
逆質問の本当の目的
逆質問は、面接最後に与えられたあなたのアピールチャンスです。
ここで印象に残るような質問や自分の良さが出る質問をすることで、一気に外資系企業の転職活動が成功に近づきます。
外資系企業転職|採用に繋がる逆質問は4種類!

質問内容を事前に用意しておくことで、あなたの熱意を伝えることができます。
逆質問は以下の4つに分類することが可能です。
- 企業が提供しているサービスや企業理念についての質問
- 企業が抱えている課題について自分の意見を踏まえての質問
- 自分のポジションについての質問
- 面接官自身についての質問

私はそれぞれの分類で1~2個ずつ逆質問を用意して面接に臨みました。
複数の質問を持っておくことで、会話の流れで質問を臨機応変に変えることもできますよ!
外資系企業転職|好印象に繋がる逆質問の例とポイント

それでは、ご紹介した4種類の逆質問を詳しく見ていきましょう。
①企業が提供しているサービスや企業理念についての質問
- 企業や業界についての理解度を示すことができる
- どのくらい企業研究や市場動向の調査をしたかをアピールできる
- 自分の考えを伝えてから面接官の意見を聞く
あなたはまだその企業で働いていないわけですし、面接官の方が企業や業界について詳しいのは大前提です。
質問する際のスタンスとしては、あくまでも十分に調べたうえで足りないあなたの知識について、その分野のエキスパートである面接官に意見を仰ぐ形にしましょう。
この質問は、あなたがその企業に心から興味がないとなかなか出てこない質問になります。
的を射た質問や深堀した質問をすることで、「この人、本当にうちに入りたいんだな。よく調べているな」という熱意を感じてもらえます。
②企業が抱えている課題について自分の意見を踏まえての質問
- 企業や業界への興味関心を示すことができる
- 思考力や分析力をアピールできる
- できるだけ具体的に質問を投げかける
この質問では、あなたの思考力や分析力をアピールすることができます。
もしあなたがその企業のサービスのユーザーであれば、ユーザー目線からの課題点について見解を述べるのも有効です。
①同様、自分の意見を明確に提示したうえで、面接官の意見を仰ぐようにしましょう。
私は実際に顧客として日ごろから感じていた点を改善点と共に伝え、最後に面接官の意見を伺いました。

「私は△△について~~と思いますが(自分の意見)、○○さんはどのようにお考えでしょうか?(意見を仰ぐ)」
外資系企業は実力主義の社風が多いため、自分の意見を論理的に述べるスキルは必要不可欠です。
逆質問の場を利用して自分の持つ思考力や分析力をアピールすると◎!
③自分のポジションについての質問
- 応募するポジションへの理解を示すことができる
- やる気を伝えることができる
- 募集要項に書いていないことを聞く
あなたが応募しているポジションについて聞くのもおすすめです。
しっかりと自分がどんな仕事をするのか理解した上で質問を準備しましょう。
募集要項に書かれている業務内容が曖昧な場合も、ここで明確にしておきましょう。
入ってからこんなはずじゃなかった、となるのを避けるためにもしっかりと自分の業務内容について把握してください。
自分が実際にその仕事をしているとイメージして、状況を想像すると疑問が出てくるはずです。

給料や残業についてではなく、より具体的な業務内容や自分のスキルが活かせる場があるかを聞くと好印象!
④面接官自身についての質問
- 聞いてばかりの面接官をしゃべらせる
- 面接官との距離を縮めることができる
- 面接官の印象に残ることができる
面接官は、まさか自分について聞かれるとは思っていないので、上手く逆質問をすれば好印象に繋げることができます。
私の場合、企業研究をする中で応募企業が大企業にも関わらず「会社のCEOと社員との距離が近い」ことが特徴だと感じたので、そのような社風を踏まえたうえで実際にCEOを身近に感じたエピソードがあれば教えてほしいと伝えました。
意外な質問をされたからか一瞬驚いていましたが、その後すぐ面接官自身のエピソードを語ってくれました。
緊張した雰囲気が、この逆質問で楽しい雰囲気に変わったので、して良かったと思う逆質問です。
面接官は一日中ずっと応募者の話を聞いているので、あえてしゃべらせるというのが最大のポイント。
人間は自分について語っているときが一番気持ちがいいので、面接官自身の意見を仰ぐことで好印象に繋がります。

外資系企業は日系企業に比べてフランクな上司が多いので、こんなこと聞いてもいいのかな?と思うことでも意外と答えてくれます。
外資系企業転職|逆質問準備には企業研究が欠かせない
上記で説明した逆質問は、全てその企業へのリサーチが前提です。
どの企業へ応募する際も共通ですが、企業研究をしっかり行うようにしましょう。
私が逆質問の準備の際に参考にした資料は以下の3つです。
- 会社ホームページ
- 投資家用説明資料(IR資料)
- 財務報告
投資家用説明資料(IR資料)は投資のことが分からなくても会社の業績等細かな情報が分かりやすく載っているので、絶対に目を通すことをおすすめします。
私の場合、上記資料の細かすぎるディテールは逆質問に入れませんでしたが、目を通しておくことで自然と自分の中で仕事に対する疑問や関心が出てきました。
また、面接官から意見を求められた際に、上記の資料にある数値を持ち出して自分の考えを伝えたところ、「よく見ているね」という反応をもらえました。
少しでも上記資料の内容に触れた会話になった際は、自分が把握していることをアピールできますし、面接官から意見を聞かれた際も戸惑うことなく答えられると思います。
まとめ|GAFA内定者が実践!外資系企業面接の逆質問対策【転職有益情報】
記事のポイントをまとめます。
◎逆質問は面接最後のアピールチャンス
■外資系企業の逆質問は4つに分類可能
- 企業が提供しているサービスや企業理念についての質問
- 企業が抱えている課題点について自分の意見を踏まえての質問
- 自分のポジションについての質問
- 面接官自身についての質問
■質の良い逆質問の準備に必要な資料は3つ
- 会社ホームページ
- 投資家用説明資料(IR資料)
- 財務報告
内定に繋がる逆質問をするためには、しっかりとした準備が欠かせません。
臨機応変に対応できるよう、複数の逆質問を事前に用意しておくことをおすすめします。
逆質問は事前に回答を用意できる唯一の機会です。
このチャンスを活かして自分をアピールし、外資系企業面接を勝ち抜きましょう!

皆さんの転職活動が成功しますように!